グローバルに働く公認会計士のブログ

オーストラリアで働いています

公認会計士としての海外赴任

私は、オーストラリアの現地オフィスに出向し、現地のチームにアサインされて仕事をしています。たまに日系企業の子会社で担当者が日本人だったりすると、私がアサインされてメインで仕事することはありますが、現地の仕事の90%は現地企業向けの仕事になります。

 

Big 4に所属する公認会計士の海外赴任形態はおおよそ大きく分けて2つあります。


1つ目は、日系企業向けのサービスの現地窓口となるタイプ。特定のチームに所属するのではなく、現地に子会社などを持っている日系企業全般を相手します。トラブルシューター(笑)とも言われ、なにか問題が発生すると、日本側のチームから連絡がいき、対応を求められます。一人で何百社担当しているケースもあり、また、現地には自分一人しか日本担当デスクがなかったりするととんでもなくプレッシャーの中で仕事することもあるそうです。こちらはネットワークのある法人があって、日系が進出している国であれば、ポジションはあります。英語圏に限りません。

2つ目は、現地採用のスタッフと同様のポジションに入る形で出向するタイプ。私はこのタイプです。現地スタッフと同様に仕事にアサインされます。このタイプは基本的に英語圏のみです。たまに中国語が話せる人はこのタイプで北京や上海に赴任します。
私のいるオーストラリアもそうですが、当然ながら、英語ネイティブもしくはノンネイティブだけど英語になんの支障もない人たちと一緒のチームに入ります。そして、クライアントも現地の企業です。

私は、望んで2つ目のタイプを選びました。
当然メリット・デメリットあります。次回の記事でまとめます。